2013/07/25

リバウンドの仕組みと対策

効果的なリバウンド対策とは何でしょうか。
ダイエットをすると、リバウンドはどうしても起きます。
リバウンドの構造を理解することで、対策が立てやすくなります。

リバウンド対策を立てるためには、人体とリバウンドとの関係を理解することが大事だといいます。
もしもダイエットをしようと思ったなら、大抵の場合はカロリー制限をしたり、運動量を増やしたりするでしょう。
カロリーチェックをして、低カロリーの食材を意識して摂取するようにしながら、運動量を増やすというのが定番です。

多くの場合、ダイエットをすると1週間くらいは、すいすいと体重が減ります。
リバウンドなんて自分には起きないんじゃないかというくらい、ダイエットがスムーズです。
数日後には、今までと同じように食事制限や運動をしているにもかかわらず、なかなか体重が減らなくなる時期がやってきます。

むしろ、ちょっとしたきっかけで体重が増えてしまったり、リバウンドしやすい体質になったりします。
ホメオスタシスが働いているためです。
急激な気温の変化や、カロリー量の減少で生命維持機能を損なわないよう、ホメオスタシスは外部環境に関係なく体温や体脂肪量などを保とうとします。

摂取したエネルギーは可能な分だけ体脂肪として蓄積し、消費するエネルギーはできるだけ減らすことが、食事量が減った時に人間が取る正しい対応です。
しかし、このホメオスタシスが働くようになると、せっせとダイエットをしても効果は今1つということになります。
ホメオスタシスの働きで、体脂肪の蓄積率が良くなっていれば、リバウンドの危険性も増します。

ダイエットをする時にはリバウンドしないように対策を考えるならば、ホメオスタシスの機能が働かないようなダイエット方法にすることが大切です。